スポーツ

暑すぎるドーハ世界陸上 女子マラソンと50キロ競歩が中止危機か 東京五輪も影響か

「陸上・世界選手権」(27日開幕、ドーハ)

東京も人ごとではない?開催地・ドーハのしゃく熱ぶりが混乱を呼ぶ可能性が出てきた。現在のドーハは日中は42、3度まで上がり、夜も30度超え。夜は湿度が上がり、80パーセント近くになる。フランスのニュース専門放送局「フランス・アンフォ」は、猛暑のため、「非常の高い気温が国際的なイベント混乱させる可能性がある」とし、初日の女子マラソンと、2日目の男女50キロ競歩について「取り消される可能性がある」と、中止となる可能性を報じた。

今大会は暑さを考慮し、マラソンは深夜の23時59分スタート、男女50キロ競歩は23時30分スタートとなっているが、当初の想定よりも連日高気温となっており、湿度もともなって、過酷な環境となっている。この日、再選が決まった国際陸連のセバスチャン・コー会長も「問題は湿度。アスリートにとっては難しい状況になっている」と、認めた。ロシアの通信社・タス通信によると、今後数日間は37度以上、高湿度の日が続くという。この日、大会前会見に出席した日本の女子マラソン3選手も、「生活してるだけに熱中症の危険がある」(中野)、「ムアっとした感じで、ジョグしてるだけでもウエアが絞れるぐらいぐちゃぐちゃになる」(谷本)、「湿度で思ったよりも体力を消耗している。水分の取り方、取るものを気をつけないと」(池満)と、想定以上の暑さへの対策に思いを巡らせた。

「フランス・アンフォ」によると、レースの有無はスタートの1時間前までに決定するという。男子50キロ競歩のヨハン・ディニズ(フランス)は同局に「競技会の場所に異常があるのは問題。イベントが開催される国の気候条件を考える必要がある」と、コメントした。ドーハと同じく暑さが懸念される東京五輪を控える中、今大会を“仮想東京五輪”とみる関係者は多い。暑さによる開催可否の判断は、1年後の五輪へも影響する可能性がある。

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