フランスの首都パリの観光客でにぎわう中心部にある警察で男が警察官をナイフで襲い、現地のメディアは4人が死亡したと伝えました。男は射殺されたもようですが、現場周辺は地下鉄の駅が閉鎖されるなど騒然としています。
フランスの首都パリ中心部のシテ島にある警視庁で、現地時間の3日午後1時ごろ日本時間の3日午後8時ごろ男が警察官をナイフで襲いました。
AFP通信などによりますとこれまでに警察官4人が死亡し、男は警察官に銃で撃たれて死亡したということです。
シテ島はセーヌ川に浮かぶ中州で、警視庁から広場を挟んだところにはことし4月に大規模な火災に見舞われたノートルダム大聖堂も位置し、多くの観光客でにぎわう観光名所です。
現場周辺では事件を受けて地下鉄の駅が閉鎖されたほか、シテ島の出入りも規制されていて騒然としています。現地の日本大使館によりますと現時点でこの事件での日本人の被害は確認されていないということです。
現地のメディアは男は警視庁に勤める職員でテロの可能性は低いという見方を伝えています。
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